6月4日~10日は、平成25年(2013年)より、「歯の衛生週間」を「歯と口の健康週間」に名称変更しています。この期間には、各地区で様々な「歯と口の健康」に関するイベントが開催されています。
本校においても、6月4日(月)には、宮崎県立都城きりしま支援学校(小学部)・都城市立丸野小学校、5日(火)、たでいけ認定こども園、6日(水)、都城きりしま支援学校(中学部)・都城市立有水小学校、7日(木)、吉尾保育園にて、3年生または2・3年生による集団口腔衛生指導を行いました。
学生たちは、教科「歯科保健指導」を通して、対象者の発達段階に応じて、教材(ペープサート・パネルシアター・紙芝居・パワーポイントなど)を作成してきました。当日は、「歯の構造」「むし歯になる要因」「むし歯になりやすい食べ物、なりにくい食べ物」さらに「自分の歯並びにあった歯みがき法」などを分かりやすく、丁寧に言葉を選びながら、説明、指導・支援を心掛けていました。
これまで学び、準備してきたことを実践できたことは、歯科保健指導についての学びを、さらに深めることができと思います。「緊張したが、充実した日々だった。」「子どもたちの笑顔に接して、良かった。」「ありがとうございました。という元気な返事に、嬉しくなった」などと話していました。学生たちは、この4日間での実習により、一段と成長してくれたなと実感しました。
この経験を、これからの学校や実習施設での学びに大いに活かし、歯科衛生士への道を力強く歩んでくれることを期待しています。