6月2日(木)の午前、吉尾保育園、午後には都城市立丸野小学校にて集団口腔衛生指導を行い、保育園では年齢に応じて3グループ、小学校では学年別の6グループに分かれて、実施しました。
学生たちは、園児、児童が興味を持って口腔衛生指導に集中し、内容を理解し、さらに、次につながる行動を起こしてもらうためにどうするかを何回も推考し、指導内容を練り上げてきました。対象園児・児童に応じて教材(ペープサート・パネルシアター・紙芝居・パワーポイントなど)を作成し、「むし歯の要因」「歯の構造」「歯肉炎について」「歯の生まれ変わり」「歯ブラシの部分的活用」「自分の歯並びに合った歯みがき法」などを分かりやすい言葉を選びながら説明や実技を行いました。
園児・児童の皆さんは、学生による口腔衛生指導に、意欲的に参加し、質問にも積極的に答えてくれました。今回の指導により、今までの歯みがきの仕方や口腔の知識等を見直し、新たな「気づき」や「発見」を通して、歯の大切さや予防の重要性についての認識を深めていただいたのではと期待しています。
3日(金)には、都城きりしま支援学校の高等部及び中学部にて、集団口腔衛生指導を行いました。また、来週6日(月)には、小学部にて実施します。
これらの指導を経験することにより、学生たちが、本校の校訓「和顔愛語」(笑顔と思いやり)を実践することの意味や歯科衛生士としての使命と役割をより認識し、一段と成長してくれているなと感じます。